【ストV】人読みという名のズルを、公開してしまえばズルでない説を検証する【豪鬼vsケン】

この記事は随時更新されます。ある日までは。

トピックごとに章を設けており、時系列や構成は整理しません。目次を使ってください。

また、この記事にあるYoutubeリンクは限定公開となっている。YoutubeGoogleの検索には現れない。

 

資料。

docs.google.com

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1LR0-S4wWTKE2JafkuDPLY-FnK7H9tQ2lutZcjuaDs_s/edit#gid=0

 

 

現状の結論

  • 立ち回りで波動拳と大Kに勝てる行動をしろ。しかし真の狙いは飛びだ。通すな。
  • 神龍拳は絶対に通すな。相手が何もしないなら、こちらも何もしない。
  • 飛ぶなら遠めから斬空。近いときはEX斬空。ジャンプ攻撃はするな。
  • 画面端に追い詰めると、飛んだときは100%EX竜巻旋風脚だ。潰せ。→やっぱ90%かも
  • ケンの防御は数パターンある。効率よく潰せ。(下記「防御行動の分布」参照)
  • ケンの起き攻めに対しては、後ろ下がりっぱ一択。下段起き攻めの精度は低い。
  • ケンが画面端で前投げしたら、大P>奮迅脚がくる。対策せよ。
  • 今シーズンのケンは強昇龍拳で確反してくる。弱灼熱は封印。大Pは振れ。

H氏による豪鬼対策ラウンジでの変化

  • シミーの代わりに垂直ジャンプ大Pしてくる。対策せよ。
  • 立ち回りで中Kヒット確認を使い始めている。対策せよ。

目次

 

 

 

 

防御行動の分布

  • 1F遅いリバサグラップ 30%
  • 遅らせグラップ 20%
  • ガード 20%
  • バクステ 10%
  • EX昇龍拳 10%
  • 屈伸ガード 10%

 

5本を調査。調査明細のスクショ。冒頭の「資料」から閲覧できる。

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明細の分類と集計。

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調査方針と調査内容。

調査期間が短いため、詳細調査を犠牲にして推測で埋める。

同一人物と対策ラウンジ100本を行っていたため、開始後5本を詳細に調査し、最後の5本を目視確認して変化を探ることにした。
最初の5本については冒頭の「資料」「スクショ」にあるような特徴的な行動を調査し、手癖または戦術を明確にした。

最後の5本について目視で「新しい行動」を洗い出し、「豪鬼対策」を推測する。そしてその対策として「豪鬼対策の対策」が何になるのか検討していく。

目視確認用の動画(限定公開である)

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=jSW7s1Ji3Wg

 

考察

まず、ケンの勝ち筋について。

立ち回りで「大Kと波動拳しかしない」という特徴がある。そしてなぜか「飛んだときはめくり中Kからフルコンボがヒットする」ことで画面端の起き攻めに繋ぎ、大幅体力リード状態で「待ちプレイで神龍ヒット」でリーサル。

体力バーを4等分すると、最初の1ブロックが大Kと波動拳飛びからコンボで1ブロック、待って神龍コンボで1ブロック、確反や相手のミスで1ブロック。という構成だ。

ひとつずつ見ていく。

 

大Kと波動拳

大Kは一文字とも言う。当たればクラカン。置きの中攻撃や、波動拳の撃ち始めにヒットする。ガードするとケン-4F不利だが、距離を確認して確反するのはなかなか難しい。よってケンはブンブン振るのだ。

大Kのぎりぎり外で待っていると、ケンの波動拳が飛んでくる。羅漢>P派生で波動拳で伸ばした手を殴れるが、これはこれで難しい。本来ならこの「どっちかを待つ精神状態」になると奮迅脚や前ステを通してしまうわけだ。

しかしだ。大Kと波動拳しかやらないとなれば話は別だ。

大Kのぎりぎり外で待ち、「大Kが空振ったら差し返しするぞ」「波動拳が来たら羅漢Pか中竜巻で弾抜けするぞ」のどちらか一方をしていればよいのである。

お手軽対策としては、「波動拳を撃ったときだけ大足があたる距離で振る」というのもある。飛びが通るスキを与えるのでやりすぎは禁物だ。

もちろん並行して対空できたほうがいいが、もし飛びをガードして投げられてもそれで終わりだ。次の立ち回りで再び優位に立てば良い。

 

大足ブンブン作戦。やりすぎは禁物。大Kを先に振らせれば勝てることもある。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=s4su468y-h4

 

 

飛び

そして、いずれケンがめくりで飛んでくる。決まったパターンで必ず飛んでくるわけではない。そのほとんどは「大Kをヒットさせてガード思考になった相手にもう一歩踏み込んでからめくり飛び」だ。または「大Kをガードさせてバクステor後ろ下がりで相手がなにかして動いているのを確認して前歩きしてからめくり飛び」だ。

ようするに、「大Kヒット>飛ぶ」「大Kガード>様子見して相手が動いて空振りしていそうなら歩いて飛ぶ」の2つ。さらに統合するなら「大Kがガードかヒットになったら飛んでくる」になる。ふんわり二択をしているのである。

ではどうするか?

本当は大Kガード・ヒットを切っ掛けに上を見て対空する、とやりたい。しかし相手は人間だ。10先の勝負の中で「いつもの大Kから飛びが対応されている」と感じるはずである。

だから相手に悟られないように「大Kをガードしてケン-4F不利に対して(ケンがしっかり後ろ下がりできるフレームを待ってから)中足を出す(ただし飛んできても昇竜は間に合う)」とか「大Kがヒットしたら硬直が解けて数フレームしてから後ろ入れっぱにする(めくりにさせないため)」といった

ぼく、大Kで触った後にあなたが飛んでくることは知りません

たまたま昇竜(天破)が間に合いましたラッキーです

という姿勢を見せてできるだけバレないようにしなければならない。

 

神龍

Vゲージがまんたんになると、露骨に何もしない。「どうせ豪鬼は斬空するんでしょ」という意味である。でも、まぁ、そうだね。

ここで波動拳と斬空しか手の内がない豪鬼は、本当にやることがない。うろうろして困るばかりである。

するとケンは困った豪鬼をしっかり確認した上で「大Kを振り始める」のである。これは大Kヒット確認神龍というコンボを狙っているのだ。この大Kは先端ガードさせるための謙虚な技ではないため、ものすごい近くでブンブン振ってくる。「どうせ大Kの確反できないでしょ?」という意味である。

じゃぁ大Kの確反しようぜ!

おすすめはしゃがみ状態で出せる「屈小P>弱竜巻」。大Kは必ず立ち状態であるし、中竜巻だと確反ミスはほぼないが、弱竜巻ならミスもありえる。

「露骨に何もしない」ことを逆手に取って、前ステから攻めていくのもいいかもしれないな。相手は波動拳をじっと見ているのだから。

 

ケン側の確反(vs灼熱)

弱灼熱に対するケンの小Kの確反はかなりできる。伝統の長い4F小K。しかし強昇龍拳での確反は練習中のようである。できないわけではないが安定していない。これは当たり前で「小Kで届かないときは小Kを振らない」訓練をしていたのに「その距離はこれから強昇竜しましょう」はなかなかむずいのだ。だが訓練中。弱灼熱は封印しよう。

そのかわり、中灼熱するという選択がある。-4F不利なので強昇竜の確反はそもそもないし、中Kからコンボになる。ただし中Kや中Pからキャンセルしたときに、弱灼熱の特徴である「連続ガードでなく3F相打ち」はない。ヒザを見てからケンが中攻撃すれば、キャンセル中灼熱が出る前にすべてヒットする。

ヒザみてから中攻撃とか。まぁ、できんやろ?

しらんけど。

ケン側の確反(vs豪鬼大P)

豪鬼の大Pはガードさせると豪鬼-5F不利である。かなり遠いかな?と思ってもマジでケンの強昇竜で確反しっかりされる。恐怖

しかし今回の調査では一度も確反していなかった。そもそも「+5F有利だから大K振るチャンス!」という手癖すら感じた。

豪鬼の大Pはどんどん振って良さそうだ。安心。

 

対空

しゃがみ大P対空をしている。なぜなら簡単なのにとにかく強いから。ザンギdisとかよりこのゲーム屈指の壊れ技なんだけど、ぜんぜん弱くならない最強対空技。

もちろん中昇竜対空はできる。EX百鬼みてから昇竜ヨユーでしたムーブもできるが、しゃがみ大P対空が強すぎて昇竜したくないのである。

それはもちろん「屈大P>奮迅脚(裏周り)>密着有利」という最強性能だからである。もし対空されたら注意しよう(起き攻め行動の章を参照)。

対策は「遠めから斬空波動」「普通の飛びの距離からEX斬空」で対空技自体を潰すこと。でも遠めから飛んだら残空きそうなわけで対空技を振ってくれない。

なんとかしてめくり飛びする

という結論になる。永遠のテーマだ。

 

画面端で前ジャンプEX竜巻で脱出しようとする

見たほうが早い。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=hYxSggvAqjo

 

起き攻めする側が近ければ近いほどケンにとっていいことが起きる。

さて、どうするか?

 

簡単である。彼は「画面端から前ジャンプしたら100%空中EX竜巻する」と分かっているのだ。EX竜巻は後ろ側に判定がないので、安心して密着まで歩ける。

言うな、分かる。確かに、めくり飛びの間合いで

めくりガードしないで歩く

のは怖い。普通にめくり飛びだったらフルコンボくらって画面端だよ?負けるよ?

だが、だからこそやる価値がある

たとえばこんな風に。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=pNO1wvyJVEA

 

画面端でいろいろ工夫してダメージをとらなくても、相手が前ジャンプするまで待っていればいいと考えよう。「前ジャンプEX竜巻してこい!してこい!」と念じよう。

もちろん普通に画面端の攻めを行うのもよい。

 

リバサ行動の分類

リバサ行動は下記の分布だった。サンプルがすくないので、およその数である。

 

防御行動の分布(再掲)

  • 1F遅いリバサグラップ 30%
  • 遅らせグラップ 20%
  • ガード 20%
  • バクステ 10%
  • EX昇龍拳 10%
  • 屈伸ガード 10%

屈伸ガード

特徴的なのは屈伸ガードである。これは「後ろ入れっぱにしながら、ときどき下を一瞬いれる」という操作テクニック。

リュウの小P>投げのような「後ろ下がりで回避できる当て投げ」を簡単に回避しながら、リュウの小P>中P>中Pのような連携の途中で少しずつ距離を離していく。もしリュウが小P>中P>中Pを最速で出さないと、最後の中Pが空振りになったりしてスキを晒す。もちろん当て投げを回避したときも投げの空振りのスキを晒す。防御しながらも相手のスキを出させる強力なムーブである。

豪鬼にはこれを封じる手段がある。小K>投げ、である。この連携は後ろ下がりで投げを回避できない。しかもケンは4Fキャラなので最速の4F技を出すとタイミングが投げと相打ちだが「同時の場合は打撃が負けて投げが勝つ」というシステムによって負ける。

ちゃんと打撃が埋まっていれば、小K>投げによって、「屈伸ガード・1F遅いリバサグラップ(打撃が当たる)・ガード・バクステ」に対して勝つことができる。遅らせグラップとEX昇龍拳には負ける。

ケンは後ろ下がりできない投げに困っているからパなす

だけであってパナシキャラではない。パナシキャラという偏見はやめよう。

 

EX昇龍拳

EX昇龍拳は、気軽に出すというよりは攻めの継続の拒否として使っている。コンボからの起き攻めで読み負けて画面端へ……パなす!とか。スタン寸前やばい!ここで読み負けたらどうせKOされる……パなす!とか。十分考えられたパナシであり、だからこそ使用率は低いのである。

であれば、出しどころは読める。

読んでいけ。あと画面端に追い詰めたら空中EX竜巻を待てばいいんだから、追い詰めない、なんて方針もありだろう。

 

1F遅いリバサグラップ

遅らせグラップを早くやるから「早投げ」とも言われる。リバーサルの瞬間はガードしていて、直後に投げを出す。投げ埋めを投げ抜けして、後ろ下がりや遅らせの打撃を吸い込んだりする。読みが通れば強い行動なのだが、あまり噛み合っているシーンはなかった。クラカンしまくっていた。

普通に打撃うめればいいんじゃないかな。埋めた打撃がガードになったあとに屈伸ガードで下がられるとほぼ何もやることないんだけど、そのようなムーブはなかった。どんどん打撃をうめよう。

 

遅らせグラップとガード

これはまぁ、説明不要。詳細は割愛。

 

バクステ

投げ間合いにならない起き攻めに対して使っている印象。豪鬼だと強竜巻コンボの後に後ろ受け身してとか。完全に狩るのは難しいのでこすり始めたらクラカン狙おうぐらいでいいんじゃないかな。

 

まとめと考察

打撃をしっかり埋めて、当たったときにリターンを最大にする。小K>投げは散らせてちゃんと使う。「屈中P>(ガードされた)>歩いて投げ」はほぼ通らない。そのかわり投げ抜けしていないわけではないのでシミーは機能する。リバサ投げ抜けもしているので、何もしないで投げの空振りを見る方法も機能する。

EX昇龍拳は読み合いのひとつとしてはあまり使わない。「次の読みが通れば勝つ!or負ける!」というところで出てくるのであんまり意識しなくて良い。

 

起き攻めの分類

起き攻めは数種類であった。

  • 屈小P>投げ
  • 屈小P>屈小P(ヒット確認)>強昇竜>次の起き攻め
  • 屈小K>小K(ヒット確認)>強昇竜>次の起き攻め
  • 屈中P(ヒット確認)>引き中コンボ>次の起き攻め
  • 屈中P>歩き投げ

総数の半分が「屈小P>投げ」である。残り半分が打撃だが、対空>奮迅脚>のあとに屈小Pだと早すぎて空振りするから屈中Pを出している状況がある。基本的に「屈小P>投げ」が本線だ。裏の択として屈小Kの下段攻撃もしているが、弱弱のヒット確認から昇竜するのはそれなりにむずかしく、完璧ではない。

ヒントのパーツはいくつかある。

  • リバーサルに対して投げを埋める行動は1回もしない。
  • ケンの屈小P>投げは、ガードしてから後ろ入れっぱで回避できる。
  • ケンの屈中P(ヒット確認)のあと、ガード時は最速行動をしない。
  • ケンの屈小K(ヒット確認)の精度は完璧ではない。
  • シミーはしていない。

ケンの当て投げを後ろ下がりで回避する。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=DBxb6NwUur0

 

パズルの解答としては

  • リバーサルに屈小P・屈小K・屈中Pのいずれかをガードさせようとしてくる。
  • 当て投げ・ヒット確認してコンボ、があとに続く
  • よって「1発しゃがみガードして後ろいれっぱ」ですべて回避できる。
  • 最初から後ろいれっぱ」でも屈小Kヒット確認以外はすべて回避できる。
  • 画面端では投げ抜けをする必要がある。(後述要素あり)

皮肉にもこれは「屈伸ガード」そのものである。

 

画面端でのみ行う奮迅脚を使った特別な起き攻め

ケンが画面端で前投げしたあと、大Pを埋めて奮迅脚してくることがある。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=Ud4jRq20Ufo

まれによくみるやつ。

 

まず数値を示そう。

  • 大Pクラカン>奮迅脚 ケン+5F有利
  • 大Pヒット>奮迅脚 ケン+3F有利
  • 大Pガード>奮迅脚 豪鬼+5F有利

そう、本当は「ケンの大Pが当たったときだけ奮迅脚する」のが正しい。しかしこの入れ込みムーブ、わりとやる。単にむずいからミスしているのか、入れ込み精神なのかは分からない。とにかく画面端でときどき入れ込んでくるのだ。もし+5F有利がもらえたら、しっかりヒザで確反していきたい。

 

強昇竜での-5Fと-6Fの確反について

弱灼熱に対する確反の意欲は高い。弱灼熱トリガー発動中に大Pしながらぐるぐるしている。

しかし、豪鬼の大P-5Fへの確反の意識はない。キャラごとに-5Fと-6Fはいっぱいあるが、「今シーズンになって届くようになった-5Fと-6F」の多くは弾である。まだ対策していないということであろう。

詳細は動画で確認してほしい。

 

https://twitter.com/cz500c/status/1396284605443940354

 

H氏によるvs豪鬼対策ラウンジを経た変化

目視確認用の動画(再掲)

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=jSW7s1Ji3Wg

 

考察

変化を確認していく。

  • 立ち回りで振る技が増えている。中Kである。
  • 立ち回りで前ステを使用している。前ステ>中足である。
  • 豪鬼の固め連携からくる百鬼襲を高い精度で屈大P対空している。
  • 画面端脱出の前ジャンプで、めくり中Kを使っている。EX竜巻100%でなくなっている。
  • 画面端でのシミーを代用した垂直ジャンプ大Pを使っている。
  • 画面端の起き攻めで、リーサル時のみ中段を使用している。
  • 画面端の大Pクラカン奮迅脚のコンボが高い。
  • 画面端起き攻めで、投げ埋めを使用している。
  • 比較的カジュアルにEX昇龍拳をパナシている。
  • 中足にEX竜巻を仕込む練習をしている。

 

ケンの中K

ケンの中Kを立ち回りで使う方法は、「ぎりぎり届くところで振って、ヒット確認する」のが一般的である。大Kが届く間合いよりさらに近くまで歩いたときに、中Kを振る。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=VmcyImIgRhE

中Kから大KへTCするヒット確認猶予は19Fである。これは豪鬼の大P大Pと同じ難易度であり、やれるひとはやれる。

ケンの強昇竜が横に伸びる強化を受けたため、コンボが高くなり起き攻めができるようになった。

ミスして中K>大Kとなった場合はガード時にケン-6F不利となる。しゃがんでいれば空振りする技なので、がんばって咎めていこう。

 

シミーの代わりの垂直ジャンプ大P

これはふつうに困る。

対空できればベストだが、それが簡単でないのでやっているわけである。

ガードして投げられてもいいか、というのも戦略だ。ただし次のケン側の行動に対策できないと画面端から逃げることができずに負ける。大P>奮迅脚や、大K先端で暴れに対するクラカン狙い、といった行動に答えを用意しよう。つらいけども。

 

難しすぎてだれもやらない対策のイメージ映像。できたら神。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=u2J9Dbz78YE

 

投げを埋める起き攻め

これもふつうに困る。

でもまぁ投げをくらって攻めのターンを終わらせられるならそれもありである。しかし画面端であれば上記の垂直ジャンプと同じで「あと1回なにかされる」ことは確実である。

 

カジュアルなEX昇龍拳

小K>投げと打撃埋めすればよい、という結論を変更せざるを得ない。ケンがパナシキャラだからではない。豪鬼の当て投げは後ろ下がりできず、防御方法として必要なのである。

さて、どうしたものか。

EX昇龍拳は密着状態なら早めに垂直ジャンプすれば回避して最大確反が取れる。しかし相手はしゃがみ大P対空になれている。落とされないと考えるほうがおかしい。

後ろ下がりはどうか。しっかりEX昇龍拳をガードできる。しかし、「打撃を埋めよう」と完全に逆の行動だ。

密着して有利状態からEX昇龍拳を回避しながら起き攻めをするには?

密着してガードしながら遅らせて投げ

である。EX昇竜は3F発生なので、理論的にベストなタイミングは相手のリバサ4F時点で投げ入力である。あいての早投げ・遅らせ投げには投げ抜けとなり、ガードならこちらの投げが成立する。リバサ暴れをほぼしない人なので、投げ入力が打撃に負けることは考えなくて良い。

タイミング依存ではあるが、ガードしながら遅らせ打撃でももちろんよい。

 

以上である。

 

蛇足。

グラマスケン・アルマスケンのサブ豪鬼によるラウンジも見てみたが、大Kブンブンに対して「先端ガードを狙うとスッと引いて空振りさせられて差し返し」「ならば踏み込んで大Kを振るぞ!に対して前歩きガードから近距離-4F確反」「なら波動拳を撃つぞ!には弾抜けで封じる」というどすこい相撲で完全処理という状態になっており、自分の弱点は分かるが具体的に何を練習すれば……という感じになっていた。

分析しようにも「上手な人が上手だった」で終わってしまったのである。