３行で解説します。
『ちょっとむずかしい！』って人はおとうさんかおかあさんにそうだんしてね。
まぁ冗談はこの辺で。待つといっても何を待つのかについて解説します。
いちおう１倍と１００倍についてスクショしたので残しておきます。
ソフトバンク光からソフトバンク光IPv6高速ハイブリッドIPv6 IPoE+IPv4にしたら１００倍はやくなりました。
— 水野 学 (@cz500c) 2020年5月23日
「ソフトバンクに電話して待つ（しかも無料）」という超むずかしいテクニックが必要なのでバカの人は諦めてください。 pic.twitter.com/E250rbUxlr
IPv4 PPPoE接続時の通信速度と応答時間（fast.com調べ）※平日の夜～翌日
IPv4 over IPv6接続時の通信速度と応答時間（fast.com調べ）※週末の夜のみ
メモ
pingはICMPでTCPじゃないだろ！そもそも手作業でメモしてエクセルでグラフとか１８世紀か？トラフィック監視ツールぐらい使えよ。とかいう人は帰って、どうぞ。
ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドIPv6 IPoE+IPv4を申し込むと、「光BBユニット」が郵送されるらしいです。そこそこすぐ届くらしい。
らしい、というのも私は光回線自体を変更したので工事日の１週間前に届きました。工事する人がつないでくれたので楽ちん。でも工事まで２ヶ月待ったのはつらい。
光BBユニットのつなぎかたは以下のページ。
要するに黒い箱と白い箱（光BBユニット）のWANをつなぐだけ。
さて、申し込んで（光BBユニットをつないで）しばらくしたら、ソフトバンク光お客様専用ページを確認する必要があります。
申し込んでから２日ぐらい待つらしいです。ソフトバンクからSMSが届きます。
URL u.softbank.jp/internet-mypage-info
ここでS-IDとパスワードを入力します。S-IDとパスワードは
インターネットご利用開始のご案内
という封筒に入っています。捨てないようにしましょう。分からなくなったら本人確認できるものを持って近くのソフトバンクに行けばいいんじゃないかな。しらんけど。
ログインするとこんな感じになります。
少し下にスクロールすると
Softbank光 ご契約内容
という場所があるので確認しましょう。
ご契約サービスのところが
OKの例。IPv6！やったー
まだ変わってない例。PPPoEはダメ。SMSが届く前に見るとこうなっています。SMSが届いたあとなのにPPPoEのままだったらソフトバンクに電話しましょう。
ここまで待ったらあともう少し「待つ」と終了です。だいたい半日とか１日ぐらいです。この間は光BBユニットが「ソフトバンクからリモート操作できる状態にある」ことが大事です。電源を切ったりケーブルを抜いたりしないでください。
光BBユニットの設定画面を開きましょう。
こんな画面が出てきます。
確認するポイントは２つ。
トップページの右下のところを確認しましょう。
これ、まだダメの例。
IPv6になってる。やったー
同じタイミングで、IPv6設定の画面が変化します。
ビフォー
アフター
ここまで「待つ」と、ソフトバンク光IPv6高速ハイブリッドIPv6 IPoE+IPv4の設定が完了です。
対戦ありがとうございました。
さて、「ちゃんとIPv4 over IPv6になったのか」を確認してみましょう。
IPv6 connectivityのISPのところがBbixになっていれば成功です。
おわり。
ここからあとは私のひとりごとです。読む必要は全く無いので是非読んでください。
静岡県の謎のプロバイダとコミュファ光300Mbpsプランを使っていました。夜でも安定してping12msなので、ランクマッチでラグいとかあんまりありません。１００戦して１回か２回のハズレを引く感じです。60fpsと30fpsが半々ぐらいなので、まぁまぁという感じ。
twitterを見ると「ラグい！」「今日もラグくてダメ」「ネットコード？アプデしてからまともに遊べない」「水中戦おわ５」なんかが飛び交っていました。特にソフトバンク光への怨嗟がすごいです。
その一方で「Nuro光すごい！ラグない！」「最近はNuroもダメ。とにかくラグい」とかもありました。
あと「PSNが調子悪いからラグい」とか言ってる人もいました。
だから２日ぐらいかけて勉強しました。いろいろわかりました。
- 「夜だけ遅い」のは網終端装置が混み合っているから
- 網終端装置はNTTの所有物
- 網終端装置の（NTTが勝手に決めた）増設基準が接続人数で通信量ではない
- 年々通信量は増えているのに増設しないから年々遅延が増えていく
- でもYoutubeとかはライブ配信で遅延が10秒あっても誰も怒らない
- 格ゲーは0.016秒遅れると困る。だからみんな怒る
- ランクマッチ中はグローバルIPアドレスのP2P通信をしている
- だから「PSNが調子悪い」とかは対戦中は関係ない。マッチングは関係ある。
- ランクマッチ中の通信量は56Kbps（8KB/s）ぐらい。めっちゃ少ない
- IPv6のヘッダとかちょっとだけ勉強。RISCとSICSみたいな感じ
- IPv4 over IPv6の方式はMAP-EとDS-liteと4rd(6rd)がある。
- OCNとソフトバンクは「専用ルータ」が必須でちょっと残念。
- 2014年からセット割（携帯と光回線の抱き合わせ販売）が始まった
- ドコモ光とソフトバンク光につながる（NTT所有物の）網終端装置が激アツ
- その数、800万人。
というわけで「なんだよ、ラグいのはお前が光回線が混んでいることと回避方法知らないだけじゃん」と思ったわけです。「幸運なことに家の回線は網終端装置による遅延のない環境だった」ともわかりました。ありがとうコミュファ光。
Nuro光でハズレを引いた人は、本当に運悪く「Nuro光が大人気エリア」なのでしょう。auひかりとかで乗り換えキャッシュバックとかあるから乗り換えてみては。
でも対戦ゲームは相手あってのこと。某ゲームのランクマッチで４時間ぐらいマッチングしなくてついにイタリアの人と超絶ラグ対戦して１戦で終わった。大切なのは「一緒に遊んでくれる人の存在」なんだよな。
だから調べたことをまとめました。そこそこ好評。
でもこれは「調べただけ」で実践がない。それでは誠実さがないではないか。
だから「コミュファ光からソフトバンク光、そしてソフトバンク光IPv6高速ハイブリッドに実際に変えてみよう！」と思ったわけです。その作業を記事にまとめてみました。あんまり分かりやすくはないですが
本当に電話して待つだけでいいんだ！
と伝われば満足です。トイレットペーパーが全国から消えたのはひとりひとりの行動です。ラグぐらい、すぐなくせる。
そのために必要なのは、正しい情報を伝えることではありません。正しい情報で動く人は１割か２割ぐらいじゃないかな。残りの８割には「おいしいエサ」を用意しなければなりません。
おいしいエサとは。
私は３人家族なのですが、毎月1000円×3人の割引を受けられます。年間で36000円です。これはソフトバンクの携帯とソフトバンク光と光BBユニットレンタルを全部申し込むと適用されます。おうち割でググれ。
光BBユニットは毎月467円かかりますが、電話もソフトバンクにすることで「光BBユニットレンタル＋Wi-Fiマルチパック＋ホワイト光電話orBBフォン」の全部を500円/月で利用できます。
毎月3000円割引と500円/月のオプションを差し引きすると2500円です。毎年３万円の割引を受けながら「ラグも解消」となれば「なんで申し込まずに我慢してるの？」となるはずです。まぁ光BBユニットの無線機能はクソなのでそこは秘密な。
ウチは携帯はドコモなの！→ドコモ光のIPv4 over IPv6を使え！（無料）
ウチは携帯はauなの！→auひかりかauスマートバリューの回線を使え（無料）
ようするに無料だし、携帯とのセット割で安くなる。ルータを買ったりレンタル料を払ったりするけど、やっぱり払うお金は減る。永遠に減る。やらない理由がない。
「安いから」でソフトバンク光やドコモ光に飛びついたものの「IPv6とかよくわからん」人たちが800万人ぐらいいて「夜にラグい」ってなってる。ただそれだけ。開幕から電話通してフルコンボ決めていけ。
さいごに。
unrealエンジン使ってるストVはラグい。これはクソ。入力遅延4Fとかあるほうがおかしい。押したらすぐにゲームに伝われ。ミドルウェア使うとかエンジニアとして敗北。使うだけで敗北じゃないにしても「それが理由でプレイヤーが不満」になるのは敗北。だからカプコンはクソ。
今日も楽しくストV。たーのしー
おわり。
